「論理哲学論考を読む」を読む

『論理哲学論考』を読む
『論理哲学論考』を読む
野矢 茂樹
「論理哲学論考を読む」を読み終えた。こりゃ~わかりやすい!!原著だけでは2,3割ぐらいしか理解できてなかった感があったが、6割ぐらいは理解できたんじゃなかろうか!?著者の主観が入っているので、ウィトゲンシュタインが伝えたかったこと100%ではないにしろ、良い本だ。
で、ウィトゲンシュタインは結局何を言いたかったのか!?ここからは大きく俺の主観も入るが。結局最終的に言いたかったのは「幸福に生きよ!(草稿より)」ということに違いない。
 
 「語りえぬことについては沈黙しなければならない」と原著にはある。原著を読んだときに、「語りえぬことも世の中にはある。だが、明晰に語りうることも沢山ある。おまえらはまだ語りうることも語れていないのだから、もっと語れ!」とウィトゲンシュタインが言っているように感じていた。今回の「~を読む」の最後のほうにも著者がそのような解説をしていたのが印象的だ。「語りきれぬものは、語り続けねばならない」と。
 論考にも色々間違い(ウィトゲンシュタインが自分自身で指摘したようなものも)があって、それを踏まえて解説しているからこそ、こういう解説が出てきているようだ。うむ。良い本だ。見かけたら買っとくか・・・
ま~深く知るとまだまだ理解していないことが見えてくるのだろうけど。。。それがまさしく論理空間が変化するってことなんでしょう。